検査方法の種類
骨密度検査DEXA (dual-energy X-ray absorptiometry)法
当センターでは、骨密度検査にDEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)法を用いています。骨粗鬆症は骨の強度が低下し、骨折の 危険性が高くなる病気です。 一般に骨の強度は骨量あるいは骨密度が70%、 骨質が30%影響すると言われています。したがって、骨の強度の重要な要因である骨量を測定することで骨粗鬆症の診断や骨折危険性の評価が可能となります。
人工関節を支える骨の状態を手術前のすべての患者様に行い、適切な人工関節を選択するとともに、必要に応じて骨粗鬆症の治療薬を処方いたします。
当院では最新の骨密度測定装置を設置しております。
骨密度検査結果
CT検査
手術前に3次元CT画像の構築を行います。手術を安全に受けていただくため、患者様一人一人の特徴を確認して、手術プランニングを行います。
股関節CT画像
PET・CT装置
MRI検査
人工関節手術後のMRI検査について良く質問を受けますが、基本的には術後もMRI撮影を受けていただいて問題ありません。当センターでは1.5テスラの最新の機械を設置しており、必要に応じて手術後にも、脳梗塞や脊椎の神経圧迫などを詳しく調べるためにMRI検査を受けていただいております。
MRI画像
腰椎MRI画像
膝関節MRI画像
核医学(シンチグラフィー) 検査
骨シンチグラフィーはテクネチウム (99mTc) というラジオアイソトープを含んだ薬剤を注射して行う核医学検査です。この検査は注射した薬剤が、骨の代謝や反応が盛んなところに集まる性質を利用して、骨腫瘍や骨の炎症、骨折の有無などを調べます。当センターでも人工関節が骨に正しく固定されているのかを調べるために行うことがあります。
骨シンチ画像
RI装置
PET検査
全身の健康状態に不安をお持ちの場合は、健診の目的でPET検査を行うことも可能です。関節の疾患のみではなく、全身的な健康状態についても適切なアドバイスと治療を行えるよう、スタッフ一同努力しております。
PET全身画像
PET胸部画像